HORNETSでは通年で、部員を募集しています!興味をお持ちの方は下記メールアドレスにご連絡ください。

連絡先:hornetsfootball.tohoku@gmail.com

 

部長挨拶

部長 教育学研究科准教授 池尾 恭一

アメリカンフットボールは、ファイナル・スポーツ(究極のそして最も完成されたスポーツ)などと呼ばれます。それは、フットボールが他の全てのスポーツの多彩な競技要素を取り入れた複合的なスポーツであるからです。パワーとスピードによる身体の激しい衝突を避けては試合にならないが、そこにはほとんど偶然性が存在しないと言われるほどに合理的な競技であり、ヘルメットをはじめとする装具に象徴的に見られるように、競技における危険性を最小にとどめる努力が、細やかな競技規則や大会運営によって、さらには選手各人の倫理観(フェアプレー精神)に基づいて、なされています。登録選手枠に制限がなく、完全分業・自由交代制を採る試合には、個々人の様々な能力(それは、身体的能力だけではない)に応じて、多数の選手が出場できます。

東北大学ホーネッツは、1982年に東北学生リーグに正式加盟して以来、リーグ最多優勝を達成しています。ファイナル・スポーツとしてのフットボールに心身の全能力を傾注した選手・スタッフの多くは、運動と学問を両立し、完成された人格として社会に巣立っています(また大学院進学率も高い)。

一方で国立大学のチームゆえに、新入生を勧誘して毎年新チームを作り上げ、そのうえでチーム力を維持・アップしていかねばなりません。新入生の皆さんの入部をまっています。

 

監督挨拶

監督 萩山 竜馬

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
ホーネッツは、以下の活動理念(ミッション)を掲げて活動しています。

≪ホーネッツ活動理念(ミッション)≫
“何故勝ちたいのか?”
1.見てくれている人生の恩人が、「感動し、わくわくし、勇気が出る」フットボールをして、勝つことで、人生の恩返しをしたい
2.ホーネッツで勝つことを通じて、人の先頭に立ち、人を導き、困難から逃げず、誠実であり、誇り高き「国のいしずえ」たる人材となりたい

「何故ホーネッツで頑張るのか?」と部員に聞けば、全員が「勝ちたいから」と答えます。では、「何故勝ちたいのか?」と聞くと、ホーネッツが大事にしていることが沢山詰まっているもの、つまりは、ホーネッツがどういうチームであるかが見えてくるものであろうと考えています。
人生は、家族、先生、友人等、様々な方々に支えられ、成り立っているものだと考えています。その方々へどうやって恩返しができるか、我々ホーネッツがアメリカンフットボールというスポーツを通して出来ることは、見て下さる方々が「感動し、わくわくし、勇気が出る」プレーをし、そして「試合に勝つ」ことが、一番の恩返しになるといえるのではないかと考えています。
また、我々が求めている目標に到達するためには、目標に値する取り組みをし続けることが必要です。コーチ、選手、スタッフの全員が、チームの目標に対してどういう貢献をするかを決断し、各々の分野でベターではなくベストの結果を出すための取り組みをする、それを積み重ね続けることが勝ちに値するチームを作る唯一の方法です。その取り組みを自分がやることはもちろん、チーム全員が、どんな状況下でもやり続けるために、率先して、かつ、楽しんでやることが出来る人材になる、それは、東北大学学生歌で謳われている、正に「国のいしずえ」たる人材そのものと考えています。すなわち、ホーネッツというチームが、人材としての成長のための貴重な場でありたいと考えています。
今年1年間、私は監督として全員に対して、「目標に相応しい取り組みをしているのか?」ということを問いかけ続けていきます。それは、難しいことかもしれませんが、ホーネッツのメンバーならば、自分がやることはもちろん、他のメンバーを時には引っ張り合い、時には支え合い、必ずやりきってくれることを信じてやみません。そのような全員に対し、心から敬意を表し、誇りに思い、また可愛く思い、私にとってもかけがいの無い仲間と出会えたことを心から幸せに感じています。
新入生の皆さんが、ホーネッツの仲間入りをしてくれ、ホーネッツというチームを一緒に作っていけることを、心から楽しみにしています。

 

主将挨拶

主将 鈴木康祐

 

日頃よりHORNETSの活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。
2024年度主将を務めさせていただきます、鈴木康祐と申します。
私たちHORNETSは、創部以来甲子園ボウル出場を目指し、「東日本制覇」を掲げて活動してきました。
史上初の地方大学による甲子園ボウル出場を成し遂げることでフットボール界の歴史を変えるべく、挑戦を繰り返してきましたが、いまだに目標は達成できずにいます。
そして今年、HORNETSは新たな転換点を迎えようとしています。

全日本大学選手権のトーナメント編成が変わり、勝ち進んだ先では関東の代表校ではなく、関西の代表校と戦うことになりました。
関西の強豪私立は、関東の大学よりも手強く、能力の高い選手がたくさん所属しています。
今までよりもさらに高い壁を超えるため、HORNETSは変革を強いられる激動の時を過ごすことになるでしょう。
創部史上最も困難な目標に挑戦することになりますが、だからこそ、そこにやりがいがあるのだと私は考えます。
主将として、このHORNETSをまとめ上げ、次年度以降に続く礎を築き、「甲子園ボウル出場」を達成できるよう、誠心誠意努力してまいります。

最後になりますが、私たちがこうして不自由なく活動できているのは、OB、OGや保護者の皆様をはじめとする多くの方々の支援のおかげです。日頃の感謝の気持ちを、秋の試合で良い形で返せるよう日々尽力してまいります。これからも変わらぬご支援、ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。